October 2011アーカイブ

10月26日~27日に日米知財裁判カンファレンスが開催され、私も出席してきました。
予想を超えるおもしろさで非常に満足しています。
これほどのカンファレンスを準備するのは大変だっただろうなぁ~と関係者の方々に感謝です。

全体的に日米の比較という観点から組み立てられているので当然といえば当然ですが、日本とアメリカの違いが顕著に表れていたのがおもしろかったです。
日本側は「~法の第~条には~と規定されているので~」と文書を読みながら説明する場面が多かったのに対し、アメリカ側は自分の意見をその場で発言するという場面が多かったです。
法体系が異なるので仕方と言えばそれまでですが、日本はいろいろな面でもう少し柔軟になってもよいのではと感じました。特にこの流動的な時代においては状況に応じた柔軟な対応が求められるような気がします。

一方で、普段は見られない日米の裁判官の素顔(?)の一面を見ることができて非常に新鮮でした。
こういうカンファレンスは今後も続けて欲しいと思います。
West LegalEdcenter and Thomson Reuters IP Solutions提供のプログラムです。

限られた改正事項のみを解説したUSPTO提供の資料しか配付されず、全体をカバーした資料が配付されなかったのが残念です。
10月3日開催の講義ですので時間がなかったのかもしれませんね。
ここにきて米国特許法の改正についての講義が増えてきました。

今回はALI-ABA提供のプログラムを聴講してみました。
かなりの部分の改正を網羅しており非常に勉強になりました。

今回の改正は非常に複雑で改正点も多いため、アメリカの弁護士も苦労しているようですね。
私もさらにいくつかのプログラムを聴講してみたいと思います。
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ぱてんとさいとの管理人である弁理士・米国弁護士 森 友宏のブログです。
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