10月26日~27日に日米知財裁判カンファレンスが開催され、私も出席してきました。
予想を超えるおもしろさで非常に満足しています。
これほどのカンファレンスを準備するのは大変だっただろうなぁ~と関係者の方々に感謝です。
全体的に日米の比較という観点から組み立てられているので当然といえば当然ですが、日本とアメリカの違いが顕著に表れていたのがおもしろかったです。
日本側は「~法の第~条には~と規定されているので~」と文書を読みながら説明する場面が多かったのに対し、アメリカ側は自分の意見をその場で発言するという場面が多かったです。
法体系が異なるので仕方と言えばそれまでですが、日本はいろいろな面でもう少し柔軟になってもよいのではと感じました。特にこの流動的な時代においては状況に応じた柔軟な対応が求められるような気がします。
一方で、普段は見られない日米の裁判官の素顔(?)の一面を見ることができて非常に新鮮でした。
こういうカンファレンスは今後も続けて欲しいと思います。
West LegalEdcenter and Thomson Reuters IP Solutions提供のプログラムです。
限られた改正事項のみを解説したUSPTO提供の資料しか配付されず、全体をカバーした資料が配付されなかったのが残念です。
10月3日開催の講義ですので時間がなかったのかもしれませんね。
ちょっと長目の講義でしたが聴いてみました。
どちらかというと特許以外の知財(著作権、商標、トレードシークレット)をメインにしているように感じました。
前半は各制度の概説、後半は訴訟段階での留意事項の解説といった感じでした。
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