April 2008アーカイブ

先週から、今までにないくらいの花粉症の症状に襲われたり、アパートメントのUtilityの実質的値上げについてアパートメントオフィスとモメたり、家族が病気になったり・・・とトラブルが続いていますFace

というわけで、Tradermark Lawの試験勉強が思うように進んでいません(実際はトラブルを言い訳にしているだけなんですが。。。)。

昨日、Quantitative Analysisの試験も終わり、残りはTrademark & Unfair Competition Law1科目になりました。
今日はTrademark & Unfair Competition Lawの過去問をチェックしてみたのですが、教授が参考用に配布したGrading Sheetに挙げられているポイントを見てみると、自分の頭の中には全く浮かんでこなかったポイントがいくつも記載されていました。。。Face明らかに理解不足であるということを示しています。。。
まだ少し時間がありますが、最後の科目だけに相当手こずりそうです。。。

幸い試験中に花粉症による目の痒みで集中できなくなるというトラブルもなく、初日にして最大のヤマ場をなんとか乗り越えました。

朝一の試験はFederal Circuitでした。択一とショートアンサーとの組み合わせの問題が多かったのですが、授業中にほとんど触れなかったことやあまり実体的な事柄でないことについても問う問題がたくさんありました。うーむ、これってどうなんでしょうQuestion

夜はClosed Book ExamのPatent Enforcementの試験で、とあるローファームに勤めるアソシエートとしてパートナーに提出するメモを作成するというのが2問出題されました。1つは侵害訴訟に絡むクレーム解釈の問題、もう1つは侵害訴訟に関するPersonal Jurisdictionに関する問題です。
これらの問題は、これまで受けたロースクールの試験の中で一番いい問題だと思いました。問題文の文量、解答時間、題意の的確性、分析力の必要性、どれをとってもちょうどいい感じでした。

ただ、私がこう感じたからといって、これが成績に結びつくわけではありません。。。。

明日からFinals(期末試験)がスタートします。
私は、明日はFederal CircuitとPatent Enforcement(Closed Book Exam)の2科目の試験があり、初日にして最大のヤマ場となっています。

これに加えて、明日はさらにヤマ場になる可能性が出てきました。

今回は初のClosed Book Examがあります。
つまり、試験に際して自分のノートを含め一切の資料を持ち込むことができませんFace

Open Book Examだと、どうしても「頭」に記憶させずに、もっぱら「ノート」に記憶させてしまいますMemo。試験中も「ノート」に頼りっぱなしです。
Open Book Examの場合、試験勉強中は理解しているつもりでも、頭に概念を「定着」させる工程を経ていないため、試験後には残っていないということが多い(多かった)ような気がします。。。

遂に最後の授業が終わりました。
明日から今週いっぱいはReading PeriodというFinal(期末試験)前のお休みになります。
といっても、自分の場合はロースクールの図書館で勉強することになると思うので、授業のない平日と変わりませんが。。。

今回のFinalでは秋学期で獲得したGPAを下げないことを目標にしたいと思います。

ほとんどの授業が今週で最後となり、いよいよ試験が迫ってきました。

IP Legal Draftingは試験がないのですが、最後の課題を来週中に提出しなければなりません。
試験前の貴重な時間をあまり使いたくないところですが、この最後の課題がかなりヘビーなのです。。。

学校の近くを歩いていると、何かの屋台の準備をしている人々がいました。そのうちの一人のおネエさんが手招きするので行ってみると、ガムの試供品を渡されました(右の写真)。

これがアメリカ標準なのか、それともそのおネエさんが何も考えずに渡しているのか、あるいはノルマをなるべく減らして仕事を早く終わらせたいという思いからなのか、理由はよくわかりませんが、もはや試供品というレベルの量ではないと思います。。。

この時期のワシントンDCと言えばやはりサクラですね。 というわけで、本格的に試験勉強に入る前の息抜きにサクラを見に行ってきました。 右の写真は、日本でもよく報道されるTidal Basinのサクラです。

今週のPatent Enforcementの授業は、講師の先生が勤務しているローファームの会議室でゲストを迎えてのレクチャーでした(しかも、軽食付き)。
日本ではこのような形式の授業はなかなかないように思います。

ゲストの1人はJury Consultantという日本にはない職業の方でした。
Jury ConsultantはJury SelectionやJury Trialの際に弁護士をサポートする仕事をするそうです。例えば、Jury Selectionの際に選択する陪審員について調査結果に基づいて助言をしたり、実際に模擬陪審員を使って実際の陪審をシミュレートしたりするそうです。

講義中に模擬陪審のビデオを見せてもらいましたが、さすがにネイティブの陪審員同士の会話だけあって、何を言っているかサッパリ聞き取れませんでしたDownDown
が、まるで喧嘩のような言い合いになる場面もあり、陪審としての1つの意見を出すことの難しさは映像だけでも十分に理解できました。
以前から特許訴訟における陪審員制度については問題になっていますが、このような陪審員によって出される評決によって訴訟当事者の運命が大きく変わってしまうアメリカの特許訴訟の怖さを改めて知らされました。

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